院長ブログ
- 「整体術の歴史・目的と効果について」
- 2020.10.05
整体術は、遠くは中国が発祥と聞き及んでいますが、日本で普及したのは、戦国時代に負傷した人々に、即効性のある施術を必要とされたことで、瞬時に治る整体術が行なわれて来ました。現在も、伝統施術を行う施術家はいますが、ほとんどの施術家はリスクの有る施術より、時間を掛けて丁寧に行う現在の施術をしています。整体術の目的は、身体のバランスを整えることで、動物が本来持っている自然治癒力を回復させることです。自然治癒力とは、例えば、皮膚に傷が出来た時に、カサブタが出来ることで、出血を止めて、外からの病原菌の侵入を防ぎます。風邪で高熱が出るのも、熱で風邪のウイルスを死滅させる為に発症します。身体が歪むと血流障害を起こして、酸素や栄養分が行き渡らなくなります。神経も身体の歪みにより、痺れが発症し、自律神経失調症を誘発します。これらのことで、歪みは筋肉や内臓に悪影響を与えて、筋肉の凝り、痛み、自律神経失調症による内臓の不調を招きます。身体のバランスを整えることは、病気の予防に効果があります。以上の理由から、定期的な施術が健康維持、増進に有効と言えます。
- 「トレーニング指導いたします」
- 2020.09.20
私は、以前トレーニングインストラクターをしていました。この経験を活かして、トレーニング指導を致します。ワンポイント指導は、施術後のサービスで行っていますが、新たにパーソナルトレーニング(個人指導)を、60分程度に行います。ご希望の方は、ご連絡ください。
- 「うつの原因と対処法」
- 2019.05.18
1:うつの原因
→うつの原因は、仕事や他の精神的ストレスが原因と言うのが、通常考えられることですが、正確には、様々な原因によ り、首を中心とする体のゆがみ「ズレ」が起こることで、体の不調や心の不快感を起こして居ることが本当の原因です。
① 遺伝学的要因:5%(生まれつき、体質などが先天性が原因となるうつ)
② 臨床学的要因:5%(脳梗塞など病気やケガが原因となるうつ)
③ 環境学的要因:20%(肉体と精神のストレス・心の問題・いじめが原因となるうつ)
④ 構造学的要因:50%(首や体のゆがみ(ズレ)が原因となるうつ)
① 過労学的要因:20%(かかとからのストレス(介達外力)による首の損傷が原因となるうつ)
2:うつの対処法
→早い呼吸を行う(きつめの運動を行う)
『ドックブレス呼吸法』とは、強めの早い呼吸法のことで、犬が運動の後や暑い時に 『ハアハア』と激しく早い呼吸をして、体温調節をはじめ酸素を多く取り入れること により自律神経の働きを助け、身体の各器官や臓器を調整して、早く正常に戻そう としているのです。これを人間に取り入れたものを『ドックブレス呼吸法』と呼んでいます。この呼吸法を『足頚性うつ』や自律神経失調症状を訴える2000人の 患者さんに実行してもらったところ、1ヶ月位して慣れてくるとほとんどの人が症 状が 軽くなり、体調が良くなったと報告されています。このことから、うつや自律 神経失調症には、このドックブレス呼吸法がかなり有効であると確信しているので す。
これは、きつめの運動をした時と同じ効果があります。体が動かせる人なら、積極 的に自分の出来る運動を行ってください。
3:整体による頸椎の修正
→うつの原因と言われる精神の状態を整えて、呼吸法、運動療法をおこなっても、一度ゆがんだ頸椎(首)は、なかなか元には戻りません。医師の処方薬と併用して、整体施術もお受けください。うつの治癒率は、50%と言われていますので、西洋医学だけでなく、東洋医学も取り入れて、少しでも早い完治をめざしましょう。
- 「施術効果について」
- 2019.04.10
整体施術は、痛みや不快感を軽減する効果が有ることはご承知と思います。
痛みは、筋肉バランスが整うことで、筋緊張が取れて痛みを発症している神経の圧迫を解除
します。結果として、痛みだけでなく、血流も改善するため不快感も解除します。
また、筋肉の緊張は、内臓の働きにも影響します。
内臓は、背骨の各所から出ている神経と全身に有るツボに影響される為、背中の筋肉を緩め
たり、ツボに刺激を加えることで内臓の働きが良くなります。
これらは、症状により軽い人では、1回の施術で長い間、健康状態で居られますが、重い人
は、数回施術しないと不調が改善しません。
今が、健康状態でも、その状態を維持するために、継続の施術をお勧めします。
- 「自然治癒力の高め方」
- 2018.09.29
私たちの体には、医療や薬品に頼らなくてもあらゆる病気に打ち勝ち、自然に生きようとする能力である「自然治癒力」が備わっています。
また、自然治癒力は、「防衛力」「免疫力」「再生力」「精神力」の4つの働きを行 います。今回はこの力を、高める方法についてお話します。
「防衛力」
外部から異物が、体内に侵入するのを防ぐ働きをします。例えば、口には唾液によ り、細菌やウイルスなどから体を守る、抗菌作用があります。
→口内の防衛力アップには、唾液量を増やすことです。対策は、水分を多く取る事と 食べ物をよく噛むことです。
「免疫力」
体内に侵入した、細菌やウイルスなどの異物から体を守るのが,白血球です。
体内の異物(細菌、ウイルス)は、白血球内のリンパ球などの働きで死滅します。
→免疫力アップには、体温を上げる。食物繊維を取り、腸内環境を整える(善玉菌を 増やす)ことです。
「再生力」
トカゲやイモリは、シッポなどが切断されても再生することが出来ます。しかし、 人間は高い知能や運動能力を獲得した為に、すべてを元に戻す機能は衰えました。
皮膚や爪、毛などの、再生は生理的再生と言います。骨折や手術による肝臓切除後 の、再生は、病的再生と言います。このように、局部の再生は随時行なわれていま す。
→再生力アップには、再生部の栄養素を摂取することが必要です。
骨折:コラーゲン、ビタミンC, 鉄、カルシュウム、ビタミンD,ビタミンK,マグネ シウム。
肝臓:良質のタンパク質。
血官:納豆、クエン酸、タンパク質。
「精神力」
自然治癒力を活かすには、精神面を整えることが大切です。
プラシーボ効果とは(思い込み)が身体に影響を及ぼすことをいいます。
例えば、病気の時に大病院を受診すると安心感で、症状が軽減する場合があります。
また、ただの水を、薬と聞いて効果を実感するなどです。
→精神力アップには、呼吸を意識することで、心の状態が大きく左右します。
特に笑いは、ストレスの解消と免疫力の向上につながります。
- 「夏バテ解消には、整体がお勧めです」
- 2018.07.18
夏バテ症状になると、全身の倦怠感や疲労が蓄積されて、内臓の働きも悪くなります。
整体の施術は、骨筋の歪みを整えることで、心臓や肺の働きを助け、自律神経を正常に戻し
ます。
心臓や肺の働きが良ければ、全身に酸素と栄養が、行きわたり、全身の各臓器は、正常に働
きます。
自律神経が正常になれば、内臓はより正常に働くことが出来るので、胃なら消化が活発に
なり、腸は、栄養の吸収、不要物の排出、肝臓は解毒や酵素の作成、腎臓は血液のろ過作用
により、身体は元気になります。
痛み以外でも、整体施術は普段の健康維持に必要です。
- 「明日まで、営業しています。自分への、ご褒美にいかがですか」
- 2017.12.29
※皆様、今年一年の疲れを、整体でとりませんか。
※女性の方には、パーフェクト整体がお勧めです。
通常通りの、全身施術+美顔小顔施術です。→ 全身以外に、頭とお顔・首筋を施術いたし
ますので、気持ちよくて、寝息を立てる方もおられます。
思い切って、自分へのご褒美にどうですか。
※男性の方には、溜まりに溜まった疲れを、一度に取りませんか。
痛みの緩和以外に、疲労回復や睡眠促進効果もあります。
- 「妊婦さんに、お知らせします」
- 2017.12.09
肩こり、腰痛でお悩みの妊婦さんにお知らせします。
妊婦さんは、一般の方に比べて、関節が柔らかくなっていることをご存じですか?
それは、出産に備えて脳からの指令で、体中から関節が柔軟になるホルモンが、産生される
からです。
そのことで、従来ならキツメの施術が、柔らかく、ソフトの施術でも十分効果が表れます。
実際に、何名もの妊婦さんを施術しましたが、特に骨盤の修正は軽く押さえただけで、歪み
が正常に改善されて、痛みが取れた経験をしています。一度、体験してください。
- 『骨筋力の活性方法』 平成29年 初冬号「30号」
- 2017.11.22
「歩く」「走る」「座る」などの動作を思うように出来るのは、骨と筋肉が体を支えて動かす原動力となって働くからです。ところが、骨や筋肉が不安定・部分的な筋肉の硬結による体のゆがみは、神経の圧迫を起こす為、呼吸の乱れや便秘、しびれ等を発症させます。
骨筋力を鍛えることで、身体本来の機能を取り戻し、体のゆがみが改善されます。骨筋力向上の要は、体幹(体の中心部)を鍛えることです。
「骨筋力向上の要、体幹を鍛える」
①姿勢を保つ:体の中心にある脊柱や腹部周辺の筋肉をバランスよく鍛えることで、体 重をしっかり支え、真っ直ぐな正しい姿勢を保つことが出来ます。これらの筋肉が弱 くなると、脊柱や骨盤がゆがみやすく、首や肩、腰に負担がかかり、体が疲れやすく なります。
②内臓を活性化する:体幹には、心臓や肺、胃、肝臓、腎臓、小腸、大腸など、人間の 生命活動を維持する上で重要な臓器が集約されています。これらの臓器は体幹にある 筋肉によって支えらえて、正常な機能を果たしています。そのため、体幹の骨や筋肉 のゆるみは、ぽっこりお腹や便秘、消火不良などが起きやすくなり、内臓が十分働か なくなります。
③パワーを生み出す:体幹には、大きな筋肉が集まっています。そのため、大きな力を 生む出すことが出来、体の動きの原動力になります。腕や足の付け根部分である体幹 を機能的に動かせば、腕や足などから、効率よく力を生み出せます。トツプアスリー トの動きを見ると、腕や足だけでなく体幹を上手に使っていることが分かります。 驚異的な速さも、超人的なパワーも、生み出しているのは体幹です。体幹にある大き な筋肉を使えば、カロリー消費や筋力アップといった運動効果も高まります。
- 『脳力活性方法』 平成29年 初秋号「29号」
- 2017.09.30
人間の体は、さまざまな器官が連携を取って生命活動を営んでいます。中でも脳は最も高度な活動をしている器官であり、その活動は、脳内に張り巡らされた神経細胞のネットワークによって行われます。
その脳の力(脳力)を向上させる鍵を握るのは、「神経伝達物質」と呼ばれる脳内物質です。私たちがキャッチしたさまざまな情報は、脳内の神経伝達物質へと交換され、伝えられて行きます。もし、脳力にかかわる神経伝達物質の分泌を高めることが出来れば、脳力向上への近道になるはずです。
「脳力を高める5つの神経伝達物質」
①記憶力:アセチルコリン(記憶・ひらめき)=睡眠中にアセチルコリンが活性化されるため、しっかり眠ることが記憶力アップにつながります。アセチルコリンは、大豆や卵黄に多く含まれています。
②集中力:ノルアドレナリン(集中・恐怖)=ノルアドレナリンは、人が危険や恐怖感を感じた時に分泌されます。ノルアドレナリンを活性化させるには、ストレスをうまく利用することです。例えば、宿題を提出期限ぎりぎりに行うと、緊迫感や恐怖感に支配されます。食べ物は、タンパク質の肉や魚を中心にビタミンB群の大豆製品やごま・ナッツ・バナナやビタミンCを含む果物、野菜類も必要です。
③学習能力:ドーパミン(快感・やるき)=ドーパミンは、人から褒められたり愛されたりした時の精神的な報酬によって分泌されます。目標を立てたときと目標が達成したときの2回分泌が高まります。食べ物は、タンパク質とビタミンB6を多く含むレバー・魚、ナッツ類、バナナ等をバランスよく食べましょう。
④コミュニケーション力:セロトニン(幸福感・落ち着き)=セロトニンは、精神を安定させてくれる神経伝達物質です。心が穏やかであれば、相手の話に耳を傾けること が出来ます。セロトニンを増やすには、朝の太陽の光を浴びることが活成化につながります。ウオーキングなどのリズム運動をすることや、食べ物は、上記同様にタンパク質、ビタミンなどのバランスを考慮した栄養素が効果的です。
⑤全ての能力:メラトニン(眠気)=メラトニンは、睡眠促進物質です。メラトニンの分泌によって全ての脳力が活性します。牛乳等のタンパク質が分泌を促進させます。